バイクパッキングスタイルでリア、フロント、フレームに全て装備したときの一番の悩み。それはドリンクをどうするか、でした。
各パックの他に、フロントにはガーミンやGoproが付いているし、フレームバッグはフレームのサイズにほぼぴったり。ついでにポンプもあって、ボトルケージを付ける場所がどこににもない!
旅行中、サイクルジャージは1着で、後の2着はスポーツ用Tシャツなので、ジャージのポケットも毎日は使えない。これで南国ポルトガルに行くのはまずいんでは?と思いはじめ、最初はハンドルなどにボトルケージをつけるホルダーを求めてショップを回ったのですが、最後に選んだのがこれです。
Ultimate Direction Access Jog。
自転車乗りには普段あまり馴染みがないですよね。トレランする人やランナーにはお馴染みのUDの超軽量ポーチです。昔(2000年代)、みんな大きいウェストバッグを腰に付けてライドすることが定番だったことがありましたが、今はさすがにそういう時代でもないですよね。あれ、やったことがありますが、暑いし走りにくいのなんの。バックパックはどうかというと、汗を逃がしてくれないので避けたい。なるべく軽く、体に接する面が少ないのがこれのいいとことです。
重さは130gでスマホより軽いので、装着しても重さを感じず、作りがしっかりしていて、立体的な形になっているので体によくフィットします。
収納は、ボトルホルダーは500mlのペットボトルを入れられるホルダーと、キーストラップ付きの小さいポケットの2つ。
ボトルが飛び出ないようにボトルホルダーにはゴムストラップが付いていて、自転車で体が傾いていても、しっかりホールドされます。
ポケットは小さいので、せいぜいコインを入れるくらい。最近の旅行のお供だったiPhone SEであれば、ギリギリ入りました。
実際に1週間使ってみた結論。まず軽くて装着感がないのはすごくいい。本来腰に巻いて使うはずのものですが、前傾姿勢で自転車に乗っているとお腹に食い込むので、途中から肩からたすき掛けするようにしました。ゴムのストラップのおかげでペダリング中もペットボトルが落ちるような心配は一切ありあせんでした。
小さければスマホも入るので、バイクパッキングですべてのパックを車体に装着するときには、手放せないアイテムになりました。
欲を言えば、ポケットが防水になっていれば言うことがなかったのになぁ。