ここに地終わり海はじまるポルトガルの旅 Day6 再びリスボンへ

ポルト歴史地区をサイクリング

6日目。荷物をホテルに置いて、世界遺産に登録されているポルト歴史地区を早朝からサイクリングしました。

レロ・イ・イルマオンの前で自転車を一度降りて一枚。昼間はものすごく混雑するそう。

サン・ベント駅からすぐそばの広場に建つブラジル帝国初代皇帝の像。19世紀の人なので、エンリケ航海王子の時代よりずっと後の国王。

サン・ベント駅からまっすぐ南に下ると旧市街が見渡せるポルトの有名な場所に辿り着きました。港町ポルトの真っ青な空。(写真はなにも加工してないです。)

旧市街からは写真に写っているドン・ルイス1世橋を渡ってくるんですが、この橋、高さがあるにもかかわらず欄干は思っていたより低くてスカスカ。すぐ脇をトラムの線路が走っていて、自転車や歩行者用の通路とトラムの間は柵がないので、すれ違う時は欄干側に避けざるを得ず、その度に足がすくむ高所恐怖症の自分・・・。高さは45mだそうです。この写真を撮った場所のすぐ側がセラ・ド・ピラール修道院。

一旦旧市街側へ戻ってポルト市街地を西へ行きました。カフェもまだこれからの時間。

そして向かった先、ボルサ宮の前にエンリケ航海王子の像が建っていました。

ポルト歴史地区をもっと自転車で走ってみたかったんですけど、鉄道の時間もあるので、ホテルに戻って荷物をピックアップし、サン・ベント駅へ。

サン・ベント駅は改札がないので、自転車を引いてホームへ。ポルトガルでも改札がある駅とない駅があります。

そしてリスボンへ

午後一にリスボンへ戻ってきました。オリエンテ駅で下車。そこからまっすぐ真西に走ると、ホテルにたどり着きます。(初日と同じホテル。)

到着してすぐ自転車と荷物すべて預けてほぼ手ぶらでリスボンを観光することにしました。初日は自転車で走ってしないへ行きましたけど、空港から市内に行くバスに乗ることに。このバス、空いていればそのまま輪行OKだそうですが、見たとこほとんどの時間帯混雑していて、とても自転車を載せられるスペースはなさそうです。

リスボンの中心でバスを降りて、高台にあるサン・ジョルジェ城に登り、初日に走ったテージョ川の方を眺めてみました。大きなクルーズ船が外海に向けて出港したところでした。

サン・ジョルジェ城をぐるっとまわって、次にアルファマ地区のど真ん中へ。過去何回も大地震に襲われたリスボンでも、この辺は強い地盤のおかげで、被害が小さかったとか。そのせいか昔からの建物や風景が残っていて、路地は狭く猥雑な感じ。それがなんかよい。

また市街地まで来ました。リスボン名物ケーブルカー。

初日に出発した勝利のアーチ、凱旋門に戻ってきたところ。何日か前は山の中をぼっちで走っていたので、都会に来るとその落差に戸惑います。

まだ時間は早かったんですけど、朝ごはんをホテルで食べたきりなので、早めにレストランに入ることにしました。

ここまで食べたポルトガル料理はイワシの塩焼きだけ。もう我慢ならず、一人でメインを2品オーダーして白ワインをがぶ飲み。イカの丸焼きとリゾット。

写真から想像する通りの味です。ワインにすごく合って止まらないんです。

最後は夕暮れのロシオ広場へ。穏やかな気候でご飯も美味しく、雑踏の雰囲気がいいリスボンって最高。

帰りは地下鉄で空港方面へ向かいました。チェックインして預けていた荷物を運んでもらって、荷造り完了。