2020年秋Hero9登場
最近ではすっかり市場として定着したアクションカメラ。価格.comのビデオカメラ部門でも、ソニーやパナソニックのビデオカメラを押さえて、GoProやDJIが上位を占めるのが当たり前のようになりました。
最初はこころ旅のような画の視点でライド中の風景を手軽に映像化できればいいや、という程度でGoPro Hero5 Sessionを購入。自転車旅では2017年にイギリスに持っていったのが初めてで、今でも自転車に乗るときには普段使いしています。記録用としてはこのHero5 Sessionで十分といえば十分なんですが、販売から4年も経つとそれだけ進化もしているわけで。
ツイッターで今年も新しいのが出たよっ、と目にしたので、流れで公式サイトをチェックしにいったのですが・・・下の動画を見た瞬間、心の中で買い替えが確定。これ、すごくないですか!
Hyper Smooth3.0と水平維持
(まだ実物で試していませんが・・・)
以前は、画面ありの普通のGoProと、画面がない小型のSessionというラインナップがありましたが、Sessionは今持っている5で打ち切りに。
このSession5ですが、ソフト的な手振れ補正が備わっているので、ロードで撮影するときも常にONにしています。使い始めのころは、映像をチェックすると他のカメラに比べて安定していたのが新鮮でしたが、ステムにマウントしているとそれでも限界があり、上の映像くらいスタビリティがあるとこれはもう段違いです。グラベルや山道走っても、ダンシングしても大丈夫そう。今年はヨーロッパ自転車旅をキャンセルしたので資金もあるし、さっと情報収集してHero9をポチることにしました。
公式サイトでサブスクリプション購入
このGoPro Hero9、購入方法として今まで通りの購入方法に加えて公式サイト限定のサブスク購入があります。GoProのサブスクってなんだ?と思ったのですが、まとめると下のようなことらしい。
- サブスクで年間6千円かかる→解約はできるらしい
- 本体購入時に価格が安くなり、付属品も付いてくる→これがお得と言われている
- 年に2回まで本体交換ができる(ただし手数料1万)
- GoProのクラウドストレージが容量無制限で利用できる
- アクセサリーが最大50%引で購入できる
- ただし日本の代理店でサポートは受けられない
じゃあ、その本体購入価格がどれくらい違うかというと、日本国内の正規代理店で購入すると税込64,900円。公式サイトで購入すると37,800円。27,000千円程度の差があるので、サブスクを毎年6,000円払い続けると4、5年でトントンということですね。ただ、11月時点で国内販売価格が48,000〜50,000円程度に落ちているようなので、実際は2年程度でしょうか。
付属品の件、予備バッテリーが1つとフローティングハンドグリップがついてくるのでこれで5千円くらいは確かにお得にはなってます。
あと、自分のようにクラウドストレージは特に必要としておらず、そんなに付属品は必要としていない、という方が多いと思うのですが、付属品付で本体を安く買って1年でサブスクを解約。ただし、その後のサポートはタジマコーポレーションさんや量販店では受けられないけど、それでよければ得するよ、と割り切れる方には中々いいのではないでしょうか。
到着、そして開封!
公式で購入するとシンガポールから発送され、深センを経由して約1週間でが届きました。ちなみに、送料や関税などは37,800円の中にインクルードされているので、追加費用はありません。
そして到着。コロナのこともあるのでダンボールはすぐに廃棄してアルコール消毒しながら開封(笑)
Hero5 Sessionを買ったときは透明なプラスチックケースで高級感が漂う梱包がされていましたが、これくらいの包装で十分。
開封すると、携帯ケースが出てきます。
開くとこんな風に収まっていました。
手前の部分的にオレンジになっている棒が、フローティングハンドグリップで、これだと水中に落としても浮力で浮かばせておけるというものです。
マリンスポーツも少しだけやるので、けっこううれしい。水色の長方形に見えているのはバッテリーです。メッシュの部分SDカード32GBも付属しています。
1つ前のHero8からだと思いますが、ビルトインマウントと言って追加でマウント用ケースを買わなくても、ちょくせつマウント可になっています。これもうれしい! Hero7まではわざわざケースを買わないといけなかったんですよね。
こちらが古いSession。
これは本体をわざわざマウント用のキットにはめ込んでいます。最初は純正のを使っていたんですけど、高いんですよ、これ。しかも2019年チェコ旅で折れてしまったので、今はサードパーティー製のものを利用中。
このセッションについているShortyをHero9に付け替えてみました。
ShortyとはGoProの中で、一番コンパクトで安い(これ重要)延長ポール + 三脚このことです。というか、これでも定価で3,800円するの十分高いけど。
ポール部分を延長して、足の部分を開くとこうなります。これまで使ってきたアクセサリーはこのShorty程度なので、そのまま流用できてよかった。
ただ、これまでHero8を使ってきた方は、本体サイズもバッテリーサイズも変わってしまったので、互換性観点では買い控えは起きるかも。
電源ONとアプリ接続
本体の左側を開けて、付属していたバッテリーとSDカードを装着し、電源を入れてみました。
最初に言語設定。噂通りタッチの精度があまりよくなく、選択に少してこずりました。
続いてスマホのGoProアプリと接続。接続するとすぐにアップデートが走りました。残りの設定はアプリ側からすればOKです。
これで撮影開始のボタンを押すだけで映像が撮れるので、次回はいよいよ撮影してきます。
Sessionと比べるために、デュアルマウントを買うか迷ってます。