Garmin eTrex Touch25

ガーミンeTrexでもう迷わない

2014年の自転車旅では幾度となく道に迷いました。田舎の農道などや、教会・広場を中心に広がる町や村を走ると、とたんにルートや方向を見失うことがあり、これがけっこうな時間のロスを生む原因になりました。

そのときは、iPhoneにGoogleのオフラインマップを入れて行ったのですが、GPSで位置が正しく表示されなかったり、いちいち止まってスマホを取り出したりする必要があったり、何よりスマホのバッテリーがどんどん減る、というようなスマホで位置をチェックすることの不便さを感じていたので、今後は、ルートをプリセットでき、ハンドルに固定して走行中にいつでも確認できるよう、専用のGPSデバイスに頼ることにしました。

選んだのはブルベでも定番のツール、eTrex。

eTrexのモデルは?

eTrexシリーズの中でマップ表示があるのは次の4種。

 機種touch 35touch 2530x20x
サイズ5.8×10.2×3.3 cm5.8×10.2×3.3 cm5.4×10.3×3.3 cm5.4×10.3×3.3 cm
ディスプレイ幅×高さ3.6×5.5 cm3.6×5.5 cm3.5×4.4 cm3.5×4.4 cm
ディスプレイサイズ2.6インチ2.6インチ2.2インチ2.2インチ
ディスプレイの解像度160×240ピクセル160×240ピクセル240×320ピクセル240×320ピクセル
タッチスクリーンありありなしなし
重量(電池含む)159 g159 g144g141.7g
電池単三電池2本単三電池2本単三電池2本単三電池2本
稼働時間16時間16時間25時間25時間
防水IPX7IPX7IPX7IPX7
測位性能GPS
GLONASS
みちびき
GPS
GLONASS
みちびき
GPS
GLONASS
みちびき
GPS
GLONASS
みちびき
インターフェイスUSBUSBUSBUSB
気圧高度計ありなしありなし
電子コンパスありありありなし
地図追加機能ありありありあり
内蔵メモリ8 GB8 GB3.7GB3.7GB
データカードを使用可能MicroSDMicroSDMicroSDMicroSD
ウェイポイント/お気に入り/位置4000ポイント4000ポイント2000ポイント2000ポイント
ルート200本200本200本200本
トラックログ10000ポイント
200保存ログ
10000ポイント
200保存ログ
10000ポイント
200保存ログ
10000ポイント
200保存ログ
カスタム地図に対応ありありありあり
ジオキャッシュに対応ありありありあり
太陽と月ありありありあり
面積計算ありありありあり
ピクチャービューアーありありありあり
ユニット間通信ありなしありなし
スマート通知あり
ライブトラッキングあり

どのモデルも、trekinnかbikeinnで買うと、Topoactive western europe mapがついてきます。

画面サイズが大きいこと、内蔵メモリが多いこと、電子コンパスがついていること、ANTは不要、という条件で選んだ結果、touch 25にしました。ネットでの評判で、eTrexは依然としてもっさりしているというのを見かけたのもあります。

Touch 25が届いた!

Wiggleでは取り扱いがなく、trekinnで注文しました。本体と輸送費で合計20,500円。オーダーして1週間ほどで手元に届きました。

開封直後。本体、説明書、ハンドルバーのマウントキット。届くまでの間に、このマウントキットを別で日本で購入してしまっていました。

使用感

ヨーロッパモデルなので、自転車旅のときにか使いませんが、2017年のイギリス、2018年のポルトガルで使いました。もうこれなしでは走れません。

地図

地図は標準で入っていたtopo activeを使っています。

ヨーロッパ各国の道路、水路、駅、レストランなどのお店、学校、病院など、網羅されています。なによりすごいのは狭い農道レベル一本一本まで含まれている点。これのおかげで、サイクリングルートの設定、走っている際の自分の位置の特定が容易になりました。

逆に、その分マップデータの容量が3GBと大きく、多分このせいだと思うんですが電源を入れて起動したあと、画面で地図を見るまでに15〜20分くらいかかります。が、一回読み込めば地図のスクロールや拡大、縮小などはそんなにストレスなくできます。以前使っていた旧機種のもっさり感に比べると劇的に処理が速くなっている印象。

位置測位

いうまでもなく、かなり正確。

取り付け

レックマウントなんかを別で買う人も多いようですけど、ぼくは今のところこの純正のハンドルバーマウントブラケットを使っています。純正だけあって、サイズみぷったりでしっかり取り付けることができます。走っているときの衝撃で本体が外れる、取り付けが固すぎて取り外せないというようなレビューを各所で見かけますけど、今のところそんな状況にはなっていません。

ただ、ハンドルバーに取り付ける結束バンドは付属のものじゃなく、日本の100円ショップで買ったものに変えました。

ディスプレイ

画面は大きすぎず、小さすぎず。自転車のハンドルバーに付けて、走りながら確認するのも問題ありません。