ヨーロッパ旅行用自転車2018年編

来年か再来年あたりに、そろそろ3台目を考えようかな~と願望だけが先行中の日々。

2年前に2台目としてScottのSpeedster CX20を選んだときからあまり変わっていませんが、ヨーロッパのサイクリングロードを走る自転車を選ぶときの基本的な条件をもう一度整理。

利用するシーンから自転車に求めることは、あまり変わっておらず次の4点。

  • 雨が降りやすい地域が多いので、重い荷物を積んだ状態かつウェットな路面でも制動性を高めたい
  • 石畳、グラベル、マット、水たまりがある路面でも走りたい
  • 飛行機や鉄道で輪行するので頑丈なフレームがいい
  • デザイン的にしっくりくるものがいい(けっこう感覚的)

そうすると、最低条件は2年前にScott Speedster 20CXを選んだ時と全く同じで、これ。

  • ディスクブレーキ
  • 太いタイヤ(32C程度)
  • 頑丈なフレーム

その時は、自転車のジャンルとして

  • ディスクロード
  • エンデュランスロード
  • シクロクロス
  • グラベルロード

という主な4つから、条件に合って予算に収まりそうなものを数台ずつピックアップして比較。別にスピード志向でもないですし、ブルベのように一度に長距離を走ることはなく、冒険気分で町から町へ、村から村へと走りたいように走るというスタイルなので、ギア比とか安定性直進性の高いジオメトリとかにはそんなに拘らずに選んだのが今のScottのシクロクロス。

結果的には、ギア比が大きくてアップダウンのあるエリアでは助かったなー、というのと特にポルトガルではダートや山道が予想以上に多くて、ブロックタイヤでクイックなハンドリングが期待できたのでよかったなー、と感じているところ。

あれから2年近く経ち、グラベルロードもだんだん確立されてきていますし、ジャンルごとのすみ分けが以前より明確になってきましたし、コンポも105(R7000)でディスクブレーキが出たりなど、選択肢も広がってきたように感じるので、3台目選定に向けてまた少しずつ情報を集めていきたいと思います。

今年某雑誌なんかを見ていて、しっくりきた分類は下のようなもの。

レース志向
クイックなハンドリング
高い剛性
ツーリング志向
安定性・直進性
乗り心地重視
オンロード
細いタイヤ
ギア比小さい
ロードエンデュランスロード
オフロード可
太いタイヤ
ギア比大きい
シクロクロスグラベルロード

これが絶対というわけじゃないですし、ハンドリング、BB高さ、ギア比、ホイールベースなど細かいことはあるにせよ、この先このジャンルごとに個人的に気になるバイクを少しずつ挙げていきます。

それから、少し前と比べて自分の中で最近少し考えが変わってきているのは、輪行時にちゃんと気を付ければ、カーボンバイクでもいいのではないかという点。あと、ちゃんと道(ルート)を選べばスリック(それでも25Cは欲しい)でもいいのでは?と思い始めていて、ディスクロードやエンデュランスもしっかり候補に入れるつもり。

その他の条件としては

  • スルーアクスル
  • ケーブルはOrtliebのフレームパックを装着できるよう、トップチューブのケーブリングはフレーム内であること(少なくとも従来のシクロにあるようにトップチューブの上をケーブルが這わないこと)

あたり。

3台目はそんなに急いで選ぶつもりもないので、とりあえずは各ブランドの2020年モデルをウォッチしていきます。完成車以外にも、105 R7000でディスクブレーキが出ましたし、(今更ながら)TNIのフレームにR7000で組んでも面白いんじゃないかと思うので、これも候補に入れてみよう!

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